JICA草の根事業

事業名

生物ろ過システムを活用した集落水道構築支援による生活衛生改善事業

事業目標

対象地域の住民が安全な飲料水の重要性を認識することによって生活衛生改善活動に取り組むことができる

期待される成果

  1. バイヨン中学校の生徒が安全な飲料水を確保するための方法を理解し、地域の村民に啓発活動を行うことができる。
  2. 地域の村民が安全な飲料水の重要性を認識し、それを確保するための方法を理解する。
  3. 地域の村民や学校関係者などで設置された水道委員が水質検査や浄水器の維持管理ができ、村民に指導することができる。

具体的な活動及び成果

①住民に衛生改善教育

②学生に衛生改善教育及び安全な水を確保するための手段を教える

③生徒が各村で水質及び水利用の調査を行い、後日の発表会にてその成果を住民に伝える

④手軽にできる浄水装置による試飲会を開催し、その装置(BPフィルターをデモンストレーションした)

⑤生徒にBPフィルターの作り方を教えて、生徒がBPフィルターを作成した

⑥区役所、村の集会場などでBPフィルター制作手順のパネルを貼り付ける

⑦学校のイベントでBPフィルターの展示を行ったり、BPフィルター制作ワークショップを開いた

⑧生徒がBPフィルターを制作し、住民に提供する

⑨生徒は活動の成果を関係機関に報告する

⑩名古屋環関連団体がカンボジアを訪問し、きれいな水及び安全向上をテーマにした生徒活用Tシャツ(バイネ)を着用し、水の大切さを伝える”水は恋人”の歌を学生ととも合唱した

⑪プロジェクト終了後のBPフィルターの発展形